ウォーターサーバー選びに悩んでいる人は、冷たくておいしいお水を飲みたいという人が多く、こだわりのお水を厳選して選ばれる方が多くおられます。
しかしウォーターサーバーでもお湯を出すことができ、こだわりのお水を活用したお湯で、コーヒーやお茶を楽しまれている方や赤ちゃんのミルク、調理などに活用している人も多くおられます。
ではウォーターサーバーで出るお湯でカップラーメンをおいしく食べることはできるのでしょうか。
どうしても食べたくなるカップラーメンですが、みなさんがカップラーメンを作るときにはポットのお湯を活用しますか、それともやかんでお湯を沸かしたものを注ぎますか?
おいしく食べるために、カップラーメンを作るときには沸騰したお湯を注がれる方が多いと思いますが、みなさんはいかがでしょう。
カップラーメンに注ぐためのお湯を沸かす時間は意外に長く感じられ、お湯を注ぐとさらに5分程度待たなければなりませんので、少し時間がかかってしまいます。
カップラーメンを食べたいときは、お腹が減って早く食べたいというときが多いと思いますので、事前にお湯があればとても便利だと思います。
ではご家庭に設置しているウォーターサーバーのお湯で、おいしいカップラーメンが作れるのでしょうか。
カップラーメンを食べるときには、ラベルをめくった瞬間に湯気がフワッと湧き上がり、お箸で麺を掴んで食べようとすると熱くてなかなか食べられないイメージがあると思います。
そのイメージで温度を想定すると、相当な高温でないとおいしく食べられないような気がします。
カップラーメンの老舗である日清の公式ホームページにおいて、カップラーメンの調理に使うお湯について調べてみました。
するとカップラーメンのラベルなどに記載されている「熱湯」とは、「沸騰しているお湯」を指しているのだそうです。
85℃以下になってしまうと麺にお湯が吸収されにくくなって、おいしく食べることができませんので、沸かした直後のお湯を使うようにしてください、とのことでした。
ウォーターサーバーのお湯でおいしくカップラーメンを作ることができるのか、お湯の温度を調べてみることにしました。
各サーバーによってお湯の温度は違うのですが、ほとんどのメーカーにおいて80℃から90℃までで設定されています。
カップラーメンに使うお湯の温度は沸かした直後のお湯ですから、95℃以上くらいを想定していますので、このお湯の温度ではカップラーメンには少し物足りない気がします。
しかし、そもそもカップラーメンを食べることを想定しているのではなく、コーヒーやお茶などをおいしく飲めることができる温度に設定してあるのです。
ただしウォーターサーバーでも85℃以上のお湯を出せるものもあり、猫舌の方やお子様などにとっては食べやすい温度であるともいえるでしょう。
アツアツのカップラーメンを食べたい人であれば、ウォーターサーバーのお湯を少し温めなおして食べるといいのではないでしょうか。
ウォーターサーバーを実際に活用するイメージをしたときに、「お湯を使うことはあるのかな?」と思う方もおられると思います。
しかし私たちの日常生活を振り返ってみると、お湯を使う場面は意外と多く、ウォーターサーバーでさらにお湯を使う場面が増えたという人も少なくありません。
お茶やコーヒーを淹れるととてもおいしい温度で召し上がることができますし、調理に使うことや赤ちゃんの粉ミルク、お子様のホットドリンクなどさまざまな場面で便利に利用することができます。
みなさんの中にはコーヒー豆にこだわって、毎日おいしいコーヒーを淹れて楽しまれている方もおられることだと思います。
コーヒー豆の味を最大限に引き出すには、お湯の温度にこだわることがとても大事であるといわれています。
コーヒー豆の持っている香り豊かなすっきりとした味わいのコーヒーを淹れるためには、85℃前後のお湯を使うことがいいとされており、一般的にすすめられている温度になっています。
さらに80℃くらいになると苦みや酸味などバランスよく引き出すことができるといわれていますので、ウォーターサーバーが一般的に設定されているお湯の温度にとてもマッチしていることが分かります。
赤ちゃんがおられるご家庭であれば、粉ミルクを作る際には必ずお湯を使うことになりますので、ウォーターサーバーを活用しておられる方が多くおられます。
赤ちゃんが飲む粉ミルクは、人肌程度の温度が最適であるといわれますので、だいたい40℃くらいにするのですが、ミルクを作る際には70℃以上のお湯を使う必要があるとされています。
これには理由があって、赤ちゃんが安心して飲めるように、水の中に入っている雑菌を死滅させるためなのです。
殺菌と考えると沸騰させるほうがいいのでは、と思ってしまいますが90℃以上になってしまうと粉ミルクに含まれている栄養分が壊れてしまいます。
ウォーターサーバーのお湯では一般的に80℃から90℃までに設定されていますし、モードを切り替えることで70℃程度のお湯を出せるものもありますので、赤ちゃんのおられるご家庭ではとても便利に活用することができるのです。
ウォーターサーバーをご家庭に設置しておくと、いつでもおいしいお水を飲むことや、コーヒーやお茶、調理などにおいても活用することができますので大変便利です。
あれば便利だろうと考えていても、月々の利用料金が家計を圧迫するのでは、と気になっている人も多いと思います。
特にウォーターサーバーは常に電気を必要としますので、一般的な電気ポットなどと比べて、お得になるのか気になると思います。
実際にウォーターサーバーを設置した際の電気料金や、電気ポットの電気代と比較してどうなのかについて調べてみました。
ウォーターサーバーの電気代は各社が採用しているサーバーによっても差があり、多くの電力を要するものや、エコモードなど消費電力を下げることのできるものによって金額が大きく異なってきます。
各社の公式サイトから調べてみますと、省電力モードを搭載しているサーバーでは、月々の電気代の目安を500円以下であるところも多くあり、300円台であるサーバーもいくつか存在します。
特に人気のあるサーバーでは省電力モードを搭載しており、使うことのない夜間や外出時にお湯の温度を下げる仕組みになっています。
電気ポットによっても値段が変わってきますが、標準的な2リットル程度のものを1日使った場合には、1日の電気料金は約30円ほどで、月々では900円程度であるとされています。
電気ポットはお湯を沸かすという機能だけではなく、お湯を保温する機能もありますので、常に電気代がかかってしまうことになります。
電気ポットの中には温度設定を80℃などに調節できるものもあり、そのようなタイプを活用することによって消費電力を下げることができます。
ちなみに最近では電気ケトルと呼ばれる、便利にお湯を沸かすことのできる商品も販売されています。
電気ケトルの電気料金を調べてみますと、1リットルのお湯を沸かすのに必要な電気代は4円程度だといわれます。
1回当たりの金額は小さいですが、何度もお湯を沸かさないといけないご家庭ではむしろ高額になってしまう可能性があり、手間も必要となります。
ウォーターサーバーではお湯だけではなく、おいしいお水をいつでも飲めることができますので、総合的に判断すれば利用の幅も広がり、電気代もお得であるといえるでしょう。
ウォーターサーバーで利用できる温水は、カップラーメンやお茶、コーヒー、赤ちゃんの粉ミルク、調理、お子様のホットドリンクなど、様々な用途に活用することができます。
1人暮らしからファミリーにおいてもとても便利できすし、女性や高齢者、赤ちゃん、小さなお子様がおられる家庭であっても安心して活用することができます。
コストパフォーマンスに注目しても、電気ポットよりもお得に活用することができ、さらに冷たくておいしいお水をいつでも飲めることができますから、利用価値はとても高いでしょう。