飲料用の水というと「水道水」と「ミネラルウォーター」だけのようなイメージがありますが、ペットボトルなどの容器に入っているものは、農林水産省の「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」で4種類に分類されています。
普段私たちが飲む飲料水でもそれぞれに処理方法が違い、その水によって異なる性質をもっているのです。
当サイトではウォーターサーバーに用いられているお水をさらに6種類に分類し説明しましたので、自分にあったお水を探してみてくださいね。
日本では飲料水であるミネラルウォーターは、農林水産省の「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」によって「ミネラルウォーター」「ナチュラルウォーター」「ナチュラルミネラルウォーター」「ボトルドウォーター」の4種類に分類されています。
なおこれは日本国内の基準ですので、輸入製品に適用されることはありません。
ナチュラルウォーターとは、私たちがイメージする「ミネラルウォーター」に一番近いお水です。
特定された採水地のミネラル分の溶解が少ない地下水を汲みあげて、オゾン殺菌など物理的・科学的処理は行わずに沈殿、濾過、加熱殺菌処理のみを行ったお水のことをいいます。
ちなみにミネラル分の溶解が多い地下水については、「ナチュラルミネラルウォーター」として分類されています。
もちろん細菌などが残らないように、加熱処理は中心部水温85度以上、30分以上を確実に行われていますので、安全にお飲みいただくことができます。
販売されているミネラルウォーターの中には、天然のミネラルまでを処理しあとからミネラル分を足しているものも多く、すべてのミネラルウォーターが汲みあげたそのままの天然水というわけではないのです。
ナチュラルミネラルウォーターとは、採水地の地下に滞留し続けてきたことでミネラル分が溶け出したお水を汲みあげて、沈殿、濾過、加熱殺菌処理のみを行ったお水のことをいいます。
加熱殺菌処理をしてしまうと天然のミネラルを壊してしまうのではと思ってしまいがちですが、瞬間加熱殺菌などの方法を用いることによって、天然のミネラルを減らさないようにすることができるのです。
天然ミネラルは健康維持にも有益であるとされ、健康を意識している方や中高年の方に人気のあるお水です。
その採水地で汲みあげられたミネラルが豊富なお水を飲みたいという人であれば、「ナチュラルミネラルウォーター」と表示されたものを選ぶようにしましょう。
ミネラルウォーターとは、ナチュラルミネラルウォーターの精製過程に加えて、ばっ気処理・オゾン殺菌・紫外線殺菌、ミネラル分の調整、複数の原水を混ぜるなどの、物理的・科学的処理を行ったお水のことをいいます。
ばっ気処理とは、科学的処理方法の一つで、お水に空気を送り込み浄水する方法のことをいいます。
ミネラル分の調整が行われているために豊富なミネラルが含まれていますが、特定の採水地の天然ミネラルを含んだお水というわけではありません。
ちなみにヨーロッパのミネラルウォーターは、採水地の環境保全を徹底し、加熱処理やミネラル分の調整などを行うことのない、本当の意味での天然水のことをいいます。
RO水とは、水道水などを原水として不純物を沈殿、濾過によって取り除いたのちに、RO膜という特殊なフィルターによって含まれている微細なミネラルや有害物質などもすべて取りきったお水のことをいいます。
RO膜は0.0001ミクロンのフィルターになっていて、不純物を完全に取り去ることができますので、できあがったお水は無味無臭の純水であり、処理後にミネラル分を調整されて販売されることもあります。
採水地は特定されておらず、人工的につくることができますので、比較的低価格で販売されていることが魅力の一つです。
ピュアウォーターとは、フィルターで不純物を取り去った後にさらにRO膜によって濾過し、ミネラルや有害物質をすべて取り除いたお水のことをいいます。
RO水もこのピュアウォーターに含まれることがありますが、処理後にミネラル分を調整されていない純水のままであるのが特徴です。
無味無臭で、湯冷ましのようなお水ですので、赤ちゃんのミルクなどに用いられるなど、安全であることが人気となっています。
ボトルドウォーターとは、水道水、蒸留水、純水などを原水として、物理的・科学的処理を行い、塩素や不純物、有害物質などを取り除いたお水のことをいいます。
ボトルドウォーターの処理基準については細かな規定はなく、検査基準に合格すればボトルに詰め込んで販売することができます。
処理後にミネラル分を調整されているものも多くあり、飲料水として広く利用されています。
飲料用のお水にはどのような種類があるのかお伝えしましたが、「天然水」と呼べるものは「ナチュラルウォーター」と「ナチュラルミネラルウォーター」の2種類だけであることが分かります。
特にナチュラルミネラルウォーターは、特定の採水地から汲みあげた地下水で、長い年月をかけて溶け出した鉄分やマグネシウムなどミネラル分を豊富に含んでいるお水ですからおすすめすることができます。
もちろん安心して飲むことができるように沈殿や濾過、加熱殺菌処理は行っていますが、それでもミネラルは豊富に含まれていますので、健康に対する意識の高い方がミネラル補給のために飲むことが増えています。
特にフレシャスで提供されているお水は、富士山麓1000m地点の地下水を汲みあげており、まろやかでおいしいお水を楽しむことができますので、人気が高まっています。
ウォーターサーバーは、ランニングコストや水の種類、サーバーのタイプやデザインなど、家族構成によって選ぶべきものに実は違いがあります。
契約してしまった後に、もっと良いところがあったなんて事がないようにあなたの用途に合わせて比較することが大事。じっくり選んで、あなたにぴったりなウォーターサーバーを見つけてくださいね!
ウォーターサーバーの比較を「水の種類」という視点で選ぶことは特に大事なことで、天然のミネラルにこだわるということも必要です。
ミネラルとは5大栄養素の一つであり、私たちの骨や歯、血液などをつくるうえでとても重要な成分ですので、健康に長生きしていくためには不可欠であるといえます。
ミネラルは100種類ほど存在しますが、その中で私たちに必要なミネラルは16種類で必須ミネラルといわれます。
鉄やマグネシウム、亜鉛などのミネラルを食事から摂ることは難しく、私たちの多くはミネラル不足であると指摘されています。
そのためミネラルウォーターからミネラルを補給することは健康のためにも大事なことで、特に天然のミネラルを摂ることはとても重要なことだといえます。
フレシャスの天然水は、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウムなど幅広いミネラルが豊富に含まれていますので、健康を意識する人だけではなく、赤ちゃんのミルクにまで活用することができますので、幅広い世代に選ばれているお水なのです。