ウォーターサーバーを長時間使用しない時には電気代の節約のために電源オフにした方が良いのか、電源を抜いた方がいいのか悩んでしまいます。
電気代とウォーターサーバーとの関係やどちらがウォーターサーバーにとって良いのかを紹介していきます。
ウォーターサーバーは毎日使うものでもあるので、電源はそのまま抜かずにつけっぱなしという人がほとんどです。
しかしウォーターサーバーの電力はどのようなことに使われているのでしょうか?
それを知ることで、ここに電力がかかっているんだ、電気代がかかるのは仕方のないことなんだ、自分の使っているサーバーは意外に電気代がかかっていない、という発見にも繋がります。
ウォーターサーバーの性能や古い、新しいという差もありますが、大体月に1,000円から1,200円程度が相場です。さらに省エネモードを併用することで、かなり安くなるものもあります。
電気代の安さをメーカー別に見ると、第1位がフレシャスの330円、第2位がアクアクララの350円、第3位がコスモウォーターの465円、第4位がマーキュロップの500円から650円、第5位がプレミアムウォーターの504円から630円となります。
1,000円から1,200円程度が相場のウォーターサーバーの中で、上位は半額以下になっています。
ウォーターサーバーはどのようなことに電力が使われているのでしょうか?注水やタンク内での給水管などパイプはもちろんですが、水の加熱、冷却、保温に電力が使われています。
そして消費電力の目安ですが、冷水時には80ワット、温水時には350ワットかかります。
1キロワット約21円の電気代を単純計算で21円×80ワット×24時間=40円なので、1ヶ月で約1,200円かかるのです。
温水はもっと高くなるの?と思われますが、注ぐ瞬間だけに電力がかかるので、常時350ワットかかるわけではありません。
ウォーターサーバーの電源はコンセントを抜き差しした方が良いのでしょうか?それとも電源ボタンを使用してオン、オフをした方が良いのでしょうか?
電源を抜くことの意味やオン、オフにすることの意味を知って長時間使用しない場合の対策を考えましょう。
もしも間違った使い方をしている人がいたら、変えることも大事なので参考にしてください。
ウォーターサーバーは電源を常にオンにしておかなければなりません。なぜかというと、電源を切るとウォータサーバーの装置内部やタンクや給水管に衛生面に問題が出る可能性があるからです。
水が通るパイプや貯水タンク、セットするタイプのボトルは、電力を使用して滅菌や殺菌を行っているので、電源をオフにすると雑菌が繁殖してしまう恐れがあります。
衛生上の問題で電源オフにしないでつけておくことが好ましいのは分かりました。
そこで、数日家を空けたりして使わない場合はどうしたらいいのでしょうか?そのような場合でもオンにしたままの方が良いのでしょうか?
放置している場合の期間の目安ですが、1から2週間程度ならそのままオンにしたままでも問題はないようです。
しかしそれ以上使用しない期間がある場合は電源を抜いても良いのですが、その際にはボトルを外して空にしましょう。
ボトル内に水が残ったまま電源を切っておくと菌が繁殖し、ボトル内だけではなくウォーターサーバー内部にも影響が出ます。
長期間家を空けることになり、ウォーターサーバーの電源を抜いてしまった場合。帰ってきた時に、まず何をすればいいのでしょうか?
長期間放置していたウォーターサーバーの動きや内部が気になりますので、適切な処置を行ってからまた使いたいはずでしょう。
何もしないでいきなり使うと思わぬ落とし穴もありますので、知っておくことは大事です。
長期間使用していない場合でボトルを付けたままなのか、外してあるかで分かれます。
もしもボトルを付けたままの状態で電源を抜いたとしたら、ボトルの中で菌が繁殖している恐れがあります。すぐにそのボトルは取り外して中の水を捨てましょう。
そして新しいボトルを取り付けますが、すぐには使用しないで再加熱が終わるまで1時間以上待ってから使いましょう。
さらに装置内の給水パイプなどに雑菌が繁殖したりゴミが付着したりしている可能性がありますので、注水された最初のコップ2杯くらいを捨てれば衛生面でも安心です。
長期間使用していないでいきなり使用することが不安と感じる時にはメンテナンスのサービスもあるので、見てもらうこともおすすめします。
ウォーターサーバーにかかる金額は、ウォーターボトルのみにかかるところが多いのでメンテナンスなども無料サービスに含まれている場合があります。
しばらく使っていないウォーターサーバーは内部にも埃がたまることもありますし、部品に不具合が起こっているかもしれませんのでチェックは必要です。
目に見えない部分なので、自分でチェックやメンテナンスは難しいですよね。内部が汚れていると水にも影響が出てくるので、久しぶりに使う場合は契約会社のメンテナンスを利用しましょう。
外出時に電源を抜くか、オフにするかで悩んでいる人もいますが、ウォーターサーバーの電源は抜くこともオフにすることもしない方が良いです。
電源を切ることやオフにすることで水や本体の中で菌が繁殖してしまいます。よほどのことがない限り、電源を切ることは止めましょう。